松尾神社

東京の酒造りの起源は定かではありませんが、ある古文書に、元禄15年(1702年)幕府が酒改めを行ったということが記録されていることからも、かなり古い時代から行われてきたと考えられます。

酒は神代の昔からあったと言われておりますが、武蔵総社の大國魂神社の境内に鎮座されております松尾神社は、寛政12年(1800年)に武蔵國の醸造家(酒・味噌・醤油)穀醸祖神である京都松尾大社より勧請し、この地に鎮斎した御社で、祭神は太古より醸造の守護神としても御神徳高き神であらせられます。現在は昭和32年に東京都酒造組合が奉納した覆屋内に御鎮まりになっています。

この度、東京都酒造組合は醸造の守護神が鎮座しておられる歴史あるこの地において、地域と日本酒文化の高揚をはかるため、「武蔵の國の酒祭り」を開催することに致しました。この酒祭りは、東京の蔵元はもちろん、全国の酒造組合に協力をいただき、また、地元の府中の皆さま方にもお力添えをいただき「単に日本酒文化の普及にとどまらず日本酒ファンと府中市の新たな出会いと交流の場」となるべく取り組んでいく所存でございます。

Sake made in Tokyo

日本酒造組合中央会 Japan Sake and Shochu Makers Association

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